【青春18きっぷ】春夏でおすすめの日帰り旅行先3選！【北関東編】

はじめに

JR全線の普通列車・快速列車が乗り放題になる魔法の切符「青春18きっぷ」。私も今年(2024年)の春に初めて購入しましたが、普通に運賃を払って乗るより、かなりお得に旅を楽しむことができました！

本記事では「青春18きっぷ」の使い方から春夏におすすめの日帰り旅行先3選を紹介します。特に18きっぷで北関東への旅行を考えている方のお役に立てれば幸いです。

「青春18きっぷ」の買い方と使い方

青春18きっぷは発売期間中であれば、JRの駅にある指定席券売機やみどりの窓口から購入することができます。

券売機の場合、この写真のような券売機です。「指定席」や「おトクなきっぷ」と書かれた文字が目印です。普段SuicaやPASMOをチャージするときに使用している普通の券売機では購入することはできませんのでご注意ください。

具体的な券売機での操作方法は以下のサイトが非常に参考になります。

きっぷの使い方は簡単です。

青春18きっぷは5回分スタンプを押せる箇所がありますが、きっぷを使う日の初回乗車時の駅の有人改札にいる駅員さんに日付入りのスタンプを捺印してもらい、改札を通ります。

一度スタンプを押してもらえれば、スタンプに書いてあるその日付に限り、乗り降りが自由にできるようになります。乗り降りする際は、駅の有人改札で駅員さんにきっぷを見せれば通してもらえます。

自動改札機は使えないのでご注意ください！！

また、青春18きっぷは乗れる列車が限られています。

普通列車グリーン車に限り、追加でお金を払えば乗ることができますが、特急電車や新幹線は追加費用を払っても乗ることはできません。

旅行に持っていくと便利なアイテム

ずばり「モバイルバッテリー」です。

青春18きっぷでの旅行では、乗り換え案内のアプリ・地図アプリ等での経路検索や行先情報の検索、観光地での写真撮影等にスマホを多く使います。

そのため、バッテリーの減りが普段より早く感じました。

少し荷物が重くなってしまいますが、カバンに入れておくとだけでも安心ですよ～

北関東おすすめ日帰り旅行先3選

本題の北関東日帰り旅行先3選の紹介です。どれも私が実際に行ってきて、観光地や絶景、ご当地グルメを堪能してきました！

茨城県

日本三名園 ~偕楽園~

日本三名園の1つである偕楽園。江戸時代に水戸藩の藩主によって造られた300ヘクタールの大きな庭園です。

偕楽園へのアクセスは水戸駅からバスで約20分なのですが、「梅まつり」が行われる3月の土日祝日の下り電車(水戸、高萩方面)のみ偕楽園駅という駅に臨時停車します！

偕楽園駅は名前の通り、偕楽園が目の前にあるため入園するのがとても楽でした～

見どころは初春(3月)ごろですが、夏も緑豊かな庭園として楽しむことができそうですよ！！

ちなみにお昼は茨城名物の納豆を頂きました！！これ、藁の中の納豆を箸でかき出して食べるんですね。最初食べ方わからなくて戸惑ってしまいました(笑)

世界で最も美しい駅 ~JR日立駅~

JR日立駅は海の見える「世界で最も美しい駅」としてグッドデザイン賞やブルネル賞駅舎部門の優秀賞等を受賞した名誉ある駅です。駅舎そのものが観光地のようなものになっています。

前から気になっており、偕楽園よりもこっちをメインにしていたくらいです(笑)

電車を降りてホームの階段を上ると、目の前に見えるのは壮大なオーシャンビュー。

全面ガラス張りの駅舎から見える太平洋はとてもキレイです。

時間の都合で駅舎内にある「シーバーズカフェ」には行けませんでしたが、人気なカフェのようなので訪れた方はぜひ足を運んでみてください！！

栃木県

花の芸術村 ~あしかがフラワーパーク~

世界の夢旅行先10ヵ所に選ばれた花のテーマパーク。季節ごとに様々な花や樹木が植えられており、とても心が落ち着くスポットです。

あしかがフラワーパークへは、JR両毛線のあしかがフラワーパーク駅から徒歩数分でアクセスできます。こちらは時期や曜日問わず、常に電車が停車する駅となります。

ちょうど私が訪れたのは4月上旬。この時期はチューリップがメインのようでした。

あしかがフラワーパークの目玉と言えば「大藤まつり」なのですが、ちょっと時期尚早でしたね、、、

毎年、4月中旬～5月中旬にかけて開花するようですが、春の青春18きっぷのオフシーズンになってしまうことが非常に残念です。

時期ごとにどんな花が見えるのかは、以下の公式ホームページに記載されています！

ちなみにお昼は小山駅ビルVAL1階の「宇味家」で宇都宮餃子をいただきました。小山市で宇都宮餃子ですけど、栃木県にしかないお店なので特別感ありました。

群馬県

世界遺産の製糸工場 ~富岡製糸場~

1870年(明治3年)に設立された官営模範器械製糸場。多くの欧米諸国のアジア進出を受け、外貨獲得のため生糸の品質改善・生産向上を目的として作られました。

「富岡製糸場」もこの後紹介する「こんにゃくパーク」も最寄り駅がJRではないため、18きっぷでは乗車することができないのが残念なポイントです。

そのため、別途乗車券を買わないといけないのですが、富岡製糸場の見学料+高崎駅⇔上州富岡駅の往復料をセットにしたお得な切符が\2,200で発売されています！

高崎駅⇔上州富岡駅の往復料金を普通に払うと\1,620で、富岡製糸場の見学料が大人で\1,000なので、\420お得になります。さらに「ゆき」と「かえり」でそれぞれ1回ずつ途中下車ができるので、途中下車をすればもっとお得になります。

富岡製糸場の最寄り駅は上州富岡駅です。駅から徒歩10分~15分程度でアクセスすることができます。

西置繭所、東置繭所、繰糸所などの国宝を自分の目で見れるのは感動ものです。内部の写真が撮れるのは一部の建物のみなので、実際に足を運んで見てみるのがおすすめです。

無料バイキング！？ ~こんにゃくパーク~

こんにゃく手作り体験教室や工場見学、足湯などが楽しめる他、こんにゃく料理の無料バイキングもある体験型施設。

アクセスはやや不便で、上州福島駅から徒歩30分くらいかかります。上州福島駅には、無料のレンタサイクルがあるため、自転車を借りて行った方がよさそうですね。

やはり目玉は、こんにゃく料理無料バイキング！！

無料で様々なこんにゃく料理を味わうことができます。材料はすべてこんにゃくをベースにしているので低カロリーな料理が多いです！！

バイキングの盛り付けの写真撮り忘れてしまいました、、ラーメン風の料理？がおいしかった記憶があります。

お昼時はかなり混むようなので、夕方4時くらいに行きました～(いったい何ご飯なのか)

まとめ

青春18きっぷを初めて使ってみて「この切符すげー」と思いました。自動改札機が使えない面倒くささもありますが、途中下車し放題、どこまで乗っても1日あたり\2,500なのはお得すぎます。

皆さまも18きっぷでぜひ素敵な旅を！！