はじめに


dynabook G83/Mのメモリを16GBにしたいけど、どのメモリを買えばいいのかわからない。
本記事では2019年春モデルのdynabook G83/Mのメモリ増設(交換)方法を、初心者向けにメモリの購入方法も含めてご紹介いたします。
dynabook G83/Mに対応しているメモリ
私は以下のDDR4 16GBメモリを1枚購入しました。価格も\5,000を切っており、問題なく動作できましたのでおすすめです。(価格は2025年3月現在)

ちなみにdynabookの公式サイトのカタログには「PC4-19200(DDR4-2400)」とあるので上記以外であっても、この規格のメモリであれば動くかと思います。
G83/M 2019年1月発表モデル
dynabook G83/M 仕様 PC4-19200(DDR4-2400)対応 SDRAM メモリ専用スロット 1スロット(交換・増設不可)

カタログには交換・増設不可とありますが、問題なく交換できました!
dynabook G83/Mはメモリスロットが1つしかないため、8GBを1枚買い足して16GB(8GB+8GB)にするといったことはできません。
なので、厳密には増設ではなく交換になります。
メモリ増設(交換)方法
まず、裏面のネジ12本をすべて外します。外したネジの場所を覚えておくために、紙の上などにネジがあった場所を再現して置いておくとよいでしょう。

ネジを外すときは回す力よりも押す力の方を大きくしましょう。回す力の方が大きいと、ネジ穴を潰してしまう原因になります。
ネジをすべて外し終えたら、裏蓋をゆっくり持ち上げます。
すると基盤が見え、メモリは下の画像の赤い枠にあります。黒いカバーの裏側に隠れていますね。

もともと入っていた8GBのメモリを取り出します。両脇の銀色の爪を外側に向けて押すと、メモリが持ち上がります。

向きに気を付けて新しいメモリを斜め30度くらいから差し込みます。その後下の画像の赤丸の部分を指で押すとうまくはまります。

これで交換完了です!最後に裏蓋とネジを閉めるのをお忘れなく。

電源をつけて、
スタートメニュー→設定(歯車のアイコン)→システム→詳細情報(またはバージョン情報)
から実装RAMが16GBになっていることを確認しましょう。
どのくらい快適になったのか
タスクマネージャー


左がメモリ8GBでWindows起動直後のメモリ使用率で、右がメモリ16GBでブラウザで15個タブを開いた状態でのメモリ使用率を表しています。(同じ条件で比較をしていなのはご容赦ください。)
8GBのときは何もしていない状態で使用率が42%であったのに対し、16GBに増やすとブラウザで大量にタブを開いた状態であっても使用率が39%となったため、メモリ使用率にかなり余裕が生まれたことがわかります。
実際、16GBにしてからアプリやブラウザのタブを大量に開いてもカクツクことがなくなりました。
ドラクエベンチマークテスト
私はPCでゲームをする人ではありませんが、客観的な指標を得るために、ドラクエベンチを回してみました。
ベンチマークソフトは負荷のかかるシーンを再生して、ご使用のパソコンの性能をチェックするツールです。 最終的に計測されたスコアは、Windows版ドラゴンクエストXを快適に遊べるかどうかのご参考にしていただけます。
Windows版ドラゴンクエストX ベンチマークソフト解説


左がメモリ8GB、右がメモリ16GBのときの結果です。両者ともにグラフィックの設定は標準品質、解像度はフルHDで行いました。
そこまで大きな差があるわけではありませんが、重いと判定されなくなったのはうれしいです!
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